以上は一般的な歴史教科書に掲載(けいさい)されている文章ですが、このうち日韓併合(にっかんへいごう)においては我が国が決して強制したのではなかったことは、平成22年8月の第18回歴史講座で紹介したとおりです。
では、我が国が朝鮮半島を自国の領土として併合した行為は、果たして「植民地化」を意味していたのでしょうか。また、大東亜戦争(だいとうあせんそう)末期において、我が国は本当に朝鮮半島の人々を強制連行したのでしょうか。
今回の講座では日韓併合後の歴史、すなわち北朝鮮(きたちょうせん)や韓国(かんこく、現在の大韓民国=だいかんみんこく)で一般的に呼称(こしょう)される「日帝(にってい)三十六年」の真実について、まずは「植民地化」の観念から探(さぐ)ってみたいと思います。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんにちは!
こうしてお話を伺っていると
教科書に載っていたから、それが事実であったと
思い込む事は危険な事なのかもしれないなと
感じました。
今、震災で飛び交っている色々な情報も、
中には事実がわん曲されて伝わってしまう
事があったりして、既に歴史の1ページとなって
しまった事でも改めて調べ直してみると新たな真実が浮上して来ることもある訳ですね。
今回、北朝鮮は震災の義援金10万ドルを送って来たそうですが、自分の国の白頭山もいつ爆発するかも分からないからという内容の言葉があった様ですね。これは素直にありがたいと思った方が無難なのかも知れませんが、本当に手放しで喜んで良いのかはこれからの動向次第かなとも思いました。
日本人のように「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」という発想はないのでしょうか。
政治的、歴史的な憎しみはとりあえず休戦し、震災に対しての純粋な哀悼の意であること
なら、北朝鮮に対する日本人の見方が少しは変わるかもしれませんね。
それでは、応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > こうしてお話を伺っていると
> 教科書に載っていたから、それが事実であったと
> 思い込む事は危険な事なのかもしれないなと
> 感じました。
> 今、震災で飛び交っている色々な情報も、
> 中には事実がわん曲されて伝わってしまう
> 事があったりして、既に歴史の1ページとなって
> しまった事でも改めて調べ直してみると新たな真実が浮上して来ることもある訳ですね。
残念ながら仰るとおりであるといえます。
教科書のみならず、報道においても「メディアリテラシー」を身につけることが自身のためになりそうですね。
> 今回、北朝鮮は震災の義援金10万ドルを送って来たそうですが、自分の国の白頭山もいつ爆発するかも分からないからという内容の言葉があった様ですね。これは素直にありがたいと思った方が無難なのかも知れませんが、本当に手放しで喜んで良いのかはこれからの動向次第かなとも思いました。
> 日本人のように「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」という発想はないのでしょうか。
> 政治的、歴史的な憎しみはとりあえず休戦し、震災に対しての純粋な哀悼の意であること
> なら、北朝鮮に対する日本人の見方が少しは変わるかもしれませんね。
人道的な問題に関しては素直になりたいものですが、両国間には拉致問題をはじめとする大きな難関が立ちはだかっているのも事実です。
今回の支援が平和的解決への道筋となるのであれば歓迎したいのですが、そう簡単にはいかないと考えた方が良いのかもしれません。
西欧諸国はアフリカやアメリカ、あるいはアジアの各地域の先住民を従わせて植民地化すると、本国の経済力を高めるために、先住民を奴隷(どれい)として強制連行したり、白色人種にとって都合の良い作物(さくもつ)ばかりを育てさせようとしたりしました。
例えば、ブラジルではサトウキビの栽培(さいばい)を広い範囲で行ったり、スリランカでは紅茶を栽培させたりしました。これらの利益のほとんどは本国が吸い上げ、先住民はそれこそ無給(むきゅう)に等しい状態で過酷(かこく)な労働を強(し)いられたのです。
なお、このような熱帯(ねったい)・亜熱帯(あねったい)地域の植民地において、奴隷や先住民の安い労働力を使って世界市場に向けた単一の特産的農産物を大量に生産することをプランテーションといいます。プランテーションはその国が輸出によって外貨(がいか)を獲得(かくとく)するための唯一(ゆいいつ)の手段となりますから、仮に自然災害(さいがい)などによって農産物が不作になれば経済が立ち行かなくなるという大きな問題を抱(かか)えています。
ちなみに、プランテーションという言葉は高校の地理で学習しますから、学生の皆さんは覚えておいて損はないですよ。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
toda 10,000カウントにコメ頂きありがとうございました。
これからも面白い内容で頑張りますので宜しくお願い致します。
応援Pochiもしていきます。
todaさんへ
黒田裕樹 > 10,000カウントにコメ頂きありがとうございました。
> これからも面白い内容で頑張りますので宜しくお願い致します。
> 応援Pochiもしていきます。
こちらこそお言葉並びに応援下さってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
ぴーち こんばんは!
この時代のブラジルは植民地として白人に虐げられていたんですね。
北京に続き、今度の2016年度のオリンピックは初のブラジル開催となると、これまでの慣例通り、ブラジルも先進国の一つの国として、発展していくのでしょうね。
これからはアメリカの時代ではなく、ブラジルが経済大国として持て囃される時代が目の前ではないでしょうか・
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > この時代のブラジルは植民地として白人に虐げられていたんですね。
> 北京に続き、今度の2016年度のオリンピックは初のブラジル開催となると、これまでの慣例通り、ブラジルも先進国の一つの国として、発展していくのでしょうね。
> これからはアメリカの時代ではなく、ブラジルが経済大国として持て囃される時代が目の前ではないでしょうか・
そうですね。オリンピックを開催できるのはそれだけの国家であるということですから、ブラジルもそう遠くない日にもっと国力が上がればいいですね。
こういう場合、一番分かりやすいのは国内における総人口の違(ちが)いを調査することです。もし我が国が朝鮮半島を植民地化して朝鮮の人々を強制的に労働させているのであれば、結果として人口が減少するのが当然ですからね。
日韓併合後に我が国が朝鮮半島を統治するために置いた朝鮮総督府(ちょうせんそうとくふ)が記録として残した「朝鮮総督府統計年報」によると、併合した明治43(1910)年の朝鮮の人口は1,312万8,780人でした。一方、大東亜戦争末期の昭和19(1944)年では2,512万174人です。
わずか35年足らずで朝鮮半島の人口が倍増しているのです。植民地化で朝鮮人が被害を受けているのであれば減っていてもおかしくないのに、逆に2倍になっているのはどうしてでしょうか。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
晴雨堂ミカエル 人口の点は異議はありませんが、もう少し詳しいデータが必要かもしれませんね。
太平洋戦争末期、「一億総玉砕」なんて言葉があったようですが、その一億は朝鮮半島の人間も入れて一億、「大和民族」は8千万程度だったと聞いています。
いわゆる「朝鮮民族」は半島にどのくらい居たか、大和民族は半島にどれだけ流入していたか、このデータも合わせて提示されたほうが良いと思います。
私の立場は、「植民地」ではないからといって、日韓併合を市町村合併と同じ感覚で軽く見てもらっては困るし、同時に欧米のアフリカ・南米・アジアの侵略・搾取と同列の「植民地」とされても違和感を抱く、そんな気持ちです。
日韓の関係は、強いていえばイングランドとアイルランドの関係、旧ソ連のロシア共和国とバルト三国をはじめとした他の構成共和国の関係に近いかなと思っています。
特に旧ソ連では連邦を構成する15の「共和国」は一応同格と法律で定められていますが、実態はロシアによる支配です。
植民地といえば、法的にも実質的にも南洋庁が管轄していたマリアナやミクロネシアが当てはまるのですが、これらの地域では反日感情よりもむしろ親日が強く、現地語にも多くの日本語が溶け込んでいます。
また、法的権利では朝鮮よりも低い地位だった台湾でも親日派がいる。その親日文化人はいま盛んに日本の保守を擁護されている。
建前では同格にしていた朝鮮半島では激しい反日感情がある。皮肉ですね。
ぴーち こんにちは!
そうですね。素人目の単なる推測で恐縮ですが、
太平洋戦争中の日本は一人でも多くの男子が生まれる事を望み、産めよ増やせよとばかりに
人口増加作戦が図られた様ですが、朝鮮もそういう意味では、日本の植民地ということで、同じ方針がしかれたのではないのかと思いました。
人口増加現象というのは、単に国が豊かであるからという事だけではなく、(むしろ、治安がよく国力が安定し、平和になると逆に人口が減るような?)
戦争などの有事の際にも、人口爆発が起こるものではないのかと思うのですが、いかがでしょうか。。?
応援凸
晴雨堂ミカエルさんへ
黒田裕樹 人口の点のみでは確かに説得力が弱いですね。
この後、別の面から植民地化の有無について検証することになります。
仰るとおり、台湾と朝鮮半島では事後の対応に大きな違いがありますね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 なるほど、確かにそういう一面も考えられますね。
ただ、これも仰るとおりなのですが、世の中が平和でないと人口は増えません。植民地化によって朝鮮の人々が迫害を受けているのであれば、寿命も延びるとは思えないのです。
いずれにせよ、人口以外の検証も必要になってきますね。次回以降で紹介します。
オバrev う~ん、客観的データから欧米の植民地とは違うことは間違いないでしょうが、朝鮮半島の人達の受け取り方はどうだったんでしょうか?
論理的な整合性と感情はまた違うと思います・・・凄く困難なことかもしれませんが(^^ゞ
オバrevさんへ
黒田裕樹 > う~ん、客観的データから欧米の植民地とは違うことは間違いないでしょうが、朝鮮半島の人達の受け取り方はどうだったんでしょうか?
> 論理的な整合性と感情はまた違うと思います・・・凄く困難なことかもしれませんが(^^ゞ
確かに感情の問題は存在すると思います。
だからこそ、私たち日本側は逆に感情を排して冷静に事実を見つめなおす必要があるような気がします。
真実の見極めは今後も続きますよ。
初めまして
mugi こちらのブログは以前から興味深く拝見させて頂きましたが、初めてコメントさせて頂きます。
個人的にインド、中東史に関心があり、特に英国支配下にあったアイルランドやインドでは飢饉が頻発、凄まじい餓死者を出したことは知られています。日本統治以前の朝鮮半島の慢性的な貧困もまた、清朝の徹底した搾取にある。何しろ宦官や貴族の娘まで女官として“朝貢”していたほどで、これが自称「父の国」への対応でした。
常に中国の属国状態であり続けた半島史上で、日本支配が例外的な平和をもたらしたのは明らかです。しかし、半島人が反日を国是やイデオロギーにするのは、結局小儒教主義に尽きるのです。民族のDNAにこれが組み込まれているし、儒教主義では元から男尊女卑で、跡継ぎの男児欲しさにバンバン子供を産む傾向がある。今でも大陸や朝鮮半島で、生まれてくる男女の比率は男が異様に高い実態から、それが伺えます。
日本の朝鮮支配はアイルランドを参考にしたそうですが、アングロサクソンと違い実に手ぬるいとしか言いようがない。弱いと見れば付け上がり、強いと思えばひれ伏すのが人間なので、日本の半島支配の大失敗は建前では同格に扱ったことでした。シナ式に行えば、日本への憎悪は今よりは少なかったのではないでしょうか?島国で異民族との接触が極めて少なかった日本人の初心さが裏目に出たと思います。
mugiさんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
仰るような感情の問題が尾を引いているようですね。
日本人は良くも悪くも「お人よし」ですから、裏目に出ると辛いものがあるような気がします。
植民地化するということは、当然朝鮮半島の資産を我が国が無償(むしょう)で奪(うば)ってきたはずなのですが、併合される直前の保護国(ほごこく)の時代では、当時の費用で1億円(現在の価値で約3兆円)を我が国が支援(しえん)しています。
我が国は併合の段階で朝鮮半島に対してかなりの負担をしていたことになりますね。だとすれば併合後には逆に搾取していたのでしょうか。
事実は全く逆です。我が国が終戦を迎(むか)えるまでの35年間の統治において、我が国は朝鮮半島に対して約20億円(現在の価値で約60兆円)を支援し続けています。この他にも朝鮮半島への鉄道建設に当時で6,600万円の巨費(きょひ)をかけるなど、軍事関連を除(のぞ)く民間資産は、GHQ(=連合国軍最高司令官総司令部、れんごうこくぐんさいこうしれいかんそうしれいぶ)の調査で53億ドル(現在の価値で約15兆円)にも上(のぼ)っています。
(※次回[4月2日]は通常の更新を一旦中断して、皆様へのお知らせを正午に掲載します。)




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
サクラ 私も、日本が朝鮮半島で搾取を行ったとは考えてみません。
けれど現在の韓国人からしてみれば、それは日帝が植民地統治・大陸侵略のための布石だということらしいんですよね。(韓国併合がロシア等の脅威から身を守るためだったと考えれば、間違いでない部分もあるのですが)
しかし36年間の朝鮮統治は赤字でしたし、結果的に朝鮮半島の成長にも繋がったんですよね。
それは日本が統治しなければなしえない事だったと思います。
西欧列強の植民地だった国の、現在を視るに。
朝鮮戦争でほとんど失われてしまいましたが。
ぴーち こんばんは!
今現在の日本の世界との付き合い方を見ていると搾取という事は確かにあり得ない事のように思いますね
国内の事を度外視してまでも、外国への援助を優先させて来た事が今回の震災でそれまでの恩返しが一気に寄せられた形となった事は誇りに思うことではあります。
応援凸
サクラさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、我が国による統治が当事者の思いとは裏腹に朝鮮半島の成長へとつながった可能性がありますね。
そのあたりも含めて、まだまだ検討の余地はありそうです。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 今現在の日本の世界との付き合い方を見ていると搾取という事は確かにあり得ない事のように思いますね
> 国内の事を度外視してまでも、外国への援助を優先させて来た事が今回の震災でそれまでの恩返しが一気に寄せられた形となった事は誇りに思うことではあります。
そうですね。我が国による朝鮮半島の統治が搾取かどうかについてはもう少し検討してみますが、ぴーちさんが仰るような我が国のこれまでの行動が、国連による「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する」という声明につながったのでしょうね。
HANA子 なんともしばらくぶりです、HANA子です。
色々あって(またもコレです)またネットから離れてました。
この辺はもう、どこから手を付けていいのか分からないほどツッコミ所が満載のようにわたしは思うのですが、まずは先生の手による検証を拝見したいと思います。
そういえば、この件について語られるとして、福沢翁がなぜ脱亜論を唱えたかについても触れられるのでしょうか?
HANA子さんへ
黒田裕樹 > なんともしばらくぶりです、HANA子です。
> 色々あって(またもコレです)またネットから離れてました。
ご事情はHANA子さんのブログの記事を拝読しております。
今後に向けて希望を持って頑張っていただきたいと切に願っております。
> この辺はもう、どこから手を付けていいのか分からないほどツッコミ所が満載のようにわたしは思うのですが、まずは先生の手による検証を拝見したいと思います。
> そういえば、この件について語られるとして、福沢翁がなぜ脱亜論を唱えたかについても触れられるのでしょうか?
今回は通常の更新とは異なり、私独自の見解よりも事実の検証を基本としています。
国際的にも微妙な問題ですので、まずは客観的な真実を皆さんにご覧いただきたいという思いからですが…。
なおまゆ 客観的なデータを基に、歴史を検証するのは大変素晴らしい取り組みですね。しかし、とても大変です。
データそのものの検証から始めねばならないし、きちんと史料批判しなければならないし。
日本が韓国のインフラを整備した事実は認めねばならないと思っています。
膨大な投資をし、そこから生まれる利益を正当に得ようとしていたと思っています。(そうなる前に敗戦しましたが・・・)それは、マルクスに言わせれば『搾取』になりますが。
「事実の検証」とても楽しみです。
なおまゆさんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
客観的な事実の検証によって、当時の統治手段が明らかになりますからね。
個人的な感情よりも説得力があると思いますし、皆さんにもご自身でお考えいただきたいと思って、今回に限って構成を変えております。
この他にも京城医学専門学校をはじめとした各種単科大学を設立し、朝鮮人弁護士制度もつくりました。また、小学校を増やした際には李氏朝鮮(りしちょうせん)時代に作られたハングル文字を半島全土へ普及(ふきゅう)させましたが、同時に普及させようとした日本語の方は、朝鮮の人口全体の16%に留(とど)まりました。我が国は「朝鮮人から朝鮮語を奪った」とよく言われますが、事実は全く逆です。
また、同じように「朝鮮人から名前を奪った」とされる、いわゆる「創氏改名(そうしかいめい)」の制度ですが、これも実際には全く逆であり、元々(もともと)は朝鮮人が日本名を名乗るのを禁止していたのを、1930年代の頃(ころ)に「同じ日本人でありながら、半島の人間が日本名を名乗れないのは差別である」との声が高まったことで、昭和14(1939)年に導入されたものです。
しかも、この制度は日本名を強制させるものではなく、当時の朝鮮総督が「氏の創設は強制ではない」と何度も指示を出しています。また、改名しなかったからといって差別を受けることもなく、新聞紙上において朝鮮名の選手の活躍ぶりを称(たた)える記事が、創氏改名後の当時の大阪朝日新聞に掲載されています。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
今日はお祝いのお言葉をいただき
大変ありがとうございましたm(_ _)m
また黒田さんのお言葉を励みに精進して参りたいと思いました^^
今日の記事の件ですが、
随分と事実がねじ曲げられて報道されて
いるんですね。
その根底にある気持ちというのは、日本に対する敵対心からなんでしょうか。。
話は変わりますが、
中国も今、日本に「孔◯学院」という名目で
学校が作られていますが、これは日本をあわよくば
乗っ取ろうとする中国側の企みの一環だと訴えている方も居るくらいですが、どうでしょうか。
それでは応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 今日はお祝いのお言葉をいただき
> 大変ありがとうございましたm(_ _)m
> また黒田さんのお言葉を励みに精進して参りたいと思いました^^
いえいえ、私の2周年の際にも祝って下さいましたから、お互い様ですよ。
これからも一日でも長く続けられるよう頑張りましょう。
> 今日の記事の件ですが、
> 随分と事実がねじ曲げられて報道されて
> いるんですね。
> その根底にある気持ちというのは、日本に対する敵対心からなんでしょうか。。
> 話は変わりますが、
> 中国も今、日本に「孔◯学院」という名目で
> 学校が作られていますが、これは日本をあわよくば
> 乗っ取ろうとする中国側の企みの一環だと訴えている方も居るくらいですが、どうでしょうか。
仰るとおり、我が国に対する複雑な感情が今日の様々な問題をもたらしているのかもしれません。
だからといって、片方が一方的に誤ってすむような問題とも思えませんが…。
中国に関しては、善意は喜んでお受けするとしても、心を完全に許すまでには至らない方が良いのかもしれませんね。もっとも、これはどの国にも言えることかもしれませんが…。
団塊挑戦クラブ
魚住真一 教師として頑張ってください、応援します、熱いハートで生徒の心をつかんでください。熊本の魚住真一より
これは世間ではまだまだ知られていない事実です。
晴雨堂ミカエル 世宗が15世紀にハングルを設定したが、漢字の権威は強く知識分子や権力層には蔑視されていたし、庶民に文字を教える学校は少なく識字率は低いままでしたから、日本が朝鮮の内政に関与し始めた頃はたぶんビックリしたでしょう。
日本では江戸時代から急速に識字率が上がっていましたし、明治からは国家権力をあげて読み書き算盤の普及に力を入れていましたから、欧米列強が迫ってきているのに李氏朝鮮の「無策」は信じられない事だったはずです。
この朝鮮の無策ぶりは金大中氏も30年ほど前に当時朝日新聞記者だった本多勝一氏との対談で認めています。
ハングル普及に努めたのは実は日本です。しかし韓国朝鮮の歴史教育ではその部分は隠し、戦前戦中の過度な同化政策を強調します。
どこの民族でも、本能的に己の被害者の部分は過大評価し加害者の部分は過小評価するものです。そして利害対立する相手には、功罪の功は無視し罪をあげつらう。
この人間の本性も加味しながら事実というものを分析しなければなりません。
魚住真一さんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
もうすぐ授業ですが、仰るような効果が表れるように頑張ります。
晴雨堂ミカエルさんへ
黒田裕樹 仰るような特徴がどの国にも見られますね。
我が国のような「お人よし」だけでは世界に通用しませんから、注意したいものです。
すみません!
EgloffMeiko すみません!変な質問かもしれませんが、前回に説明された「日本が朝鮮に出した巨費」を使って日本は学校などをつくったんですよね?
EgloffMeikoさんへ
黒田裕樹 > すみません!変な質問かもしれませんが、前回に説明された「日本が朝鮮に出した巨費」を使って日本は学校などをつくったんですよね?
この記事ではインフラについて説明しておりますが、当時の我が国の予算で建設していますので、結果としては同じになるのではないかと思います。
朝鮮半島での教育インフラ
青田 黒田先生
青田です。
朝鮮半島での、教育インフラの充実は
日本人の常識では、当たり前のかもしれませんが
欧米の植民地支配の常識では、あり得ないことだったんですね。
世界常識では、植民地する国は、植民地される国から、搾取するのが目的ですから、
優秀な人間が出てきたら、困るので、教育インフラの充実なんて、絶対に考えませんよね。
たとえば
イギリスは、たった2000人で、4億人のインドの支配していましたが、
そのために、教育を出来るだけ、受けさせないようにし、優秀な人間は、出来るだけ、抹殺したそうです。
日韓併合を考える時、世界の常識で、考えないと、自虐史観になるだけですね。
青田さんへ
黒田裕樹 「植民地」であれば世界の常識の方は正しいかもしれませんが、我が国は朝鮮半島を「併合」したのであり、目的から何から全く違います。
このあたりをごっちゃにする(というよりさせている)と、当時の歴史の真実は永久に見えてきません。
大正8(1919)年、アメリカのウィルソン大統領(だいとうりょう)の民族自決(みんぞくじけつ、各民族が自らの意志によって、その帰属や政治組織、あるいは政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利のこと)に関する宣言に触発(しょくはつ、何らかの刺激を与えられて行動の意欲を起こさせること)された朝鮮人によって、3月1日に京城(けいじょう、現在のソウル)を中心に各地で集会が行われました。
集会では「独立万歳(ばんざい)」の声が上がり、やがて示威(しい、威力や気勢を他に示すこと。いわゆるデモのこと)行為が朝鮮全土に広がったことによって警察との衝突(しょうとつ)が起こり、最後には軍隊も出動して流血の惨事(さんじ)となってしまいました。
これを三・一事件(さん・いちじけん)、あるいは万歳事件といいます。三・一事件は不幸な出来事でしたが、その後の裁判によって死刑を宣告(せんこく)された人間は一人もいませんでした。当時の朝鮮総督である斎藤実(さいとうまこと)が融和策(ゆうわさく)をとったからです。斎藤総督はその後も集会や言論、あるいは出版に一定の自由を認めるなど、事件の反省を受けて朝鮮半島における統治政策を緩和(かんわ)しました。
一方、我が国は朝鮮の王室を滅亡(めつぼう)させませんでした。大正10(1921)年には我が国の皇族の梨本宮方子妃殿下(なしもとのみやまさこひでんか)が朝鮮王室の李垠(り・ぎん)王世子(おうせいし、皇太子のこと)と結婚され、方子妃殿下は「日韓の架(か)け橋」として、1989(平成元)年に亡くなられるまで多くの韓国人から慕(した)われました。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
日本人よりも大陸の方達の方が、自尊心や
誇りというのはより強く感じているのかも知れませんね。
大陸に住んでいると国境を堺にすぐに隣は他の国ですので、常に自分達の存在を主張していかなければいけないだろうし、自然と自国を守ろうとうする気持ちや、敵対心は旺盛になるのでしょうね。
それにしても王室を滅亡させなかった事は朝鮮の為でもあったでしょうけれど、日本にとっても救いだったのではないでしょうか^^
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 そうですね。
我が国のように周りを海に囲まれていると、自己主張をしなくても国を護っていける分だけ、他国の人々の気持ちが理解できないのかもしれません。
王室は我が国に限らず国の宝ですからね。
自国で大切さが分かっている分、外国にも配慮できたのでしょう。
サクラ 王室を滅亡させなかったのですか。
じゃあ、そのまま(実権はないけれど)朝鮮王室を存続させたのですか?
それとも、「王室」という肩書は取り去って、爵位を与えたのでしょうか?
そういえば親日派の金完燮氏が、「終戦後朝鮮の王朝が復活しなかったのは変な話だ」と言ってました。
そうなれば、王室をなくしたのは他ならぬ韓国・朝鮮人ということになりますが。
矢次質問してすみません。
サクラさんへ
黒田裕樹 > 王室を滅亡させなかったのですか。
> じゃあ、そのまま(実権はないけれど)朝鮮王室を存続させたのですか?
> それとも、「王室」という肩書は取り去って、爵位を与えたのでしょうか?
本文にもありますように、梨本宮方子妃殿下とのご結婚によって皇族に準じた扱いを受けることになりました。
しかしながら我が国の終戦後に日本国憲法が施行され、貴族を認めなくなったことでその身分を失ってしまいます。
> そういえば親日派の金完燮氏が、「終戦後朝鮮の王朝が復活しなかったのは変な話だ」と言ってました。
> そうなれば、王室をなくしたのは他ならぬ韓国・朝鮮人ということになりますが。
日本国憲法の施行後に故郷への帰国を試みましたが、当時の韓国の李承晩大統領の妨害などがあって長らくかないませんでした。その意味では仰るとおりになるかもしれませんね。
> 矢次質問してすみません。
いえいえ、また何でもご質問下さい。
HANA子 まずは高校教諭就任おめでとうございます!
ますますのご活躍をお祈りしていますね^^
確か併合条約の項目の中で既に李王家に「皇族の礼」と「殿下」の尊称が使われることが定められていたように覚えています。
前回の朝鮮半島政策についてもそうですが、どうして日本はそこまで朝鮮半島に気を使うの? などとわたしは思ってしまいます。
それにしても、現在の韓国における「李王家の復興を」という声が、
「日本にも王室(皇室)があるんだから、韓国にも王室があるべきだ。そうだ、李王家を復興しようぜ!」
という次元の低い理由でってのには呆れます。
正直、日本の不幸は海を隔てた隣にこの半島が・・・・・・と言うのは言いすぎなんでしょうか
HANA子さんへ
黒田裕樹 > まずは高校教諭就任おめでとうございます!
> ますますのご活躍をお祈りしていますね^^
有難うございます。これからも頑張ります!
> 確か併合条約の項目の中で既に李王家に「皇族の礼」と「殿下」の尊称が使われることが定められていたように覚えています。
> 前回の朝鮮半島政策についてもそうですが、どうして日本はそこまで朝鮮半島に気を使うの? などとわたしは思ってしまいます。
確かにそうですね。相手を根絶やしにするという発想がないというのは、やはり近代国家として周囲の目を気にしていたのでしょうか。
それに加えて、残虐でない国民性もあったとは思いますが。
> それにしても、現在の韓国における「李王家の復興を」という声が、
> 「日本にも王室(皇室)があるんだから、韓国にも王室があるべきだ。そうだ、李王家を復興しようぜ!」
> という次元の低い理由でってのには呆れます。
> 正直、日本の不幸は海を隔てた隣にこの半島が・・・・・・と言うのは言いすぎなんでしょうか
HANA子さんのご意見も道理だと思います。
王室が滅びるというのは悲しいことなんでしょうね。我が国では有り得ない(と信じたい)のですが。
選挙権について
青田 黒田先生
青田です。
ふっと気になったのですが、
この当時、朝鮮半島の人達には、
選挙権は、与えられていたのでしょうか。
本を読んでいたら
時々、帝国議会において、韓国系議員、
台湾系議員というのを、
出てくるのですが、選挙権については、
どうも、はっきり書かれた資料が、見つかりません。
青田さんへ
黒田裕樹 青田さんほどのご見識をお持ちであればご自身で十分お調べのなられると思われますが…。
当時の選挙権の線引きは「内地(=日本)に住んでいるか、あるいは外地=(朝鮮、台湾、樺太)に住んでいるか」という点でした。
すなわち、本土在住であれば朝鮮人などにも選挙権があり、逆に外地であれば本土出身であっても選挙権がなかったということです。
有難うございます
青田 黒田先生
青田です。
有難うございます。
つまり、内地にいる場合、朝鮮人も同じ日本人なのだから、選挙権を与えるということなんですね。
かなり、理屈が通っていますし、憲法の基の平等の権利ですね。
この事実が
現代、時々問題になっている『外国人地方参政権』が理屈に通ってないことが、さらに明確になる気がしますが。。
青田さんへ その2
黒田裕樹 確かにそうですね。
戦時中、確かに朝鮮半島の人々が我が国にやって来て、各地の炭坑(たんこう)や工場で働かされたことは事実ですが、これは徴用(ちょうよう、戦時などの非常時に国家が国民を強制的に動員して一定の仕事につかせること)であり、対価は低かったものの賃金も支払われる、国家による労働の強制でした。
しかも、我が国では昭和14(1939)年に国民徴用令(こくみんちょうようれい)が発令されて多くの国民が労働に駆(か)り出されたのに対し、朝鮮半島では昭和19(1944)年9月から昭和20(1945)年3月までの7ヵ月間に、我が国での徴用のために朝鮮人が派遣(はけん)されたにすぎません。
また、徴兵(ちょうへい)についても、まず昭和13(1938)年に朝鮮半島において志願兵(しがんへい)を募集(ぼしゅう)したところ、定員の7倍以上の応募(おうぼ)がありました。その後も毎年のように高い倍率で募集があったのを受けて、昭和19(1944)年になってからようやく朝鮮半島でも徴兵制が実施されたのです。
ちなみに、戦時中に徴用されて我が国に渡航(とこう)し、戦後の昭和34(1959)年の時点で日本に残っていた朝鮮人は、当時登録されていた在日朝鮮人約61万人のうちわずか245人だった事実が判明しており、しかもその245人は、自分の自由意思によって日本に留まった者か、あるいは日本生まれであり、日本政府が本人の意志に反して日本に留めているような朝鮮人は、犯罪者を除いて一人もいなかったということです。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
晴雨堂ミカエル 朝鮮人の強制労働は、「強制」の解釈でも大きく人数が変わってきます。
次元が異なりますが地続きの問題としてセクハラ問題が判りやすい。ある人は肩を軽く叩かれただけでもセクハラと見なしますし、別の人は強姦まがいの行為になってやっとセクハラと認識します。
実際に私の知人が被害にあったのですが、事実はちょっとした挨拶で軽く肩を叩いたり握手しただけが、いつの間にか「強制猥褻」の噂が流れて大変でした。
この「強制労働」の問題も言えるでしょう。法的には当時の日本人中高生の勤労奉仕と変わりはない行為でも、「大和民族」ではないから「強制労働」になってしまいます。
しかし世間では「強制」の言葉が独り歩きして、さも日本の官憲が組織的に片っ端から朝鮮人を拘束連行して重労働をさせているイメージが流布されてしまいます。
強制労働の人口は、韓国の右翼は「400万から800万」であると主張、しかしそれだけの人間を日本本土に輸送する船舶があれば、たぶん日本軍はアメリカに負けなかったでしょう。
晴雨堂ミカエルさんへ
黒田裕樹 なるほど、仰るような例えだと良く分かりますね。
それにしても、話を大きくふくらまし過ぎるような思いがします。
そして、それをそのまま受けいれるというのも…。
ぴーち こんばんは!
冒頭の「日本に強制連行された」という表現通りに私も例外なく認識させていただいておりましたが、これも今日の記事を読ませていただき、眼から鱗です(^_^;)
北朝鮮なども日本が強制的に・・・ということを真に受けて恨んでいる国の一つなのでしょか。
日本は何の目的の為に、何の仕事に就き、どのくらいの年月従事すればよいかということを明確にしていたのなら、北朝鮮などの日本人拉致事件は、卑劣極まりない行為だという事に改めて腹立たしくも感じます。それにしても、今回北朝鮮は次々と元閣僚を処刑してしまいましたが、益々独裁色を高めているようで、恐ろしいです。。
(話がズレてしまい、失礼しましたっ)
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 強制連行については誤解あるいは事実認識の違いが認められると思います。
我が国は我が国の立場で検証すべきでしょう。
北朝鮮については、たとえどのような恨みがあったにせよ、我が国の罪もない同胞を身勝手にも拉致するという卑劣極まりない行為は、人権上の問題からも決して許されないでしょう。
朝鮮における「志願兵」の募集について
EgloffMeiko 黒田先生、こんにちは!
朝鮮における「志願兵」の募集について、気になったので調べてみました。徴兵制実施以前の朝鮮人志願兵の採用数は1万7664人で、延べ80万2147人もの青年が志願しました。内訳は下記の通りです。
募集 応募 倍率
昭和13年 406名 2、946名 7、3倍
14年 613名 12、348名 20、1倍
15年 3、060名 84、443名 27、6倍
16年 3、208名 144、743名 45 倍
17年 4、077名 254、273名 62、4倍
18年 6、300名 303、394名 48 倍
62、4倍という高倍率の年もあったんですね。自分たちの民族を守ろうという士気のあらわれでしょうね。(つまり自発的な気持ちによる)
EgloffMeikoさんへ
黒田裕樹 詳しい資料を有難うございます。
仰るとおり、自発的な思いがないとここまで集まりませんから、何よりの証拠だと思います。
当時の時代背景
- 黒田先生
こんばんは
青田です。
以前から、不思議だったのは
なぜ、関西に在日韓国人の方が多いのか
不思議でした。
自分なりに調べてみました。
① 当時、大阪と韓国を直接船が就航していた。
② 大阪には、当時、軍需工場、紡績工場があり、東洋一の経済都市で、東洋のマンチェスターと呼ばれていた。
実は、今年の正月の商工会議所の新年賀会で、隣で話をした方は、在日三世で
帰化して、日本国籍を取って、日本人だと語っていました。
そして、『強制連行ではなく、祖父の代に日本で、成功しようと渡ってきた。』と語っていました。
正しい認識をしている方は、しっかりと日本人として
生きようとできるのですね。
ほっとします。
青田さんへ
黒田裕樹 私も真っ当な元在日の日本人を知り合いに持っています。
彼らが普通の日本人として暮らしていけるようにするためにも、私たち日本人がしっかりとした気概を持って対処しなければいけませんね。
納得できないこと
青田です。 黒田先生
こんばんは
青田です。
強制連行で、連れてこられた人がマイノリティー
(ごく少数)
であることは、理解できたのですが、
ある疑問が残ります。
それは、
現在、在日韓国人が5世の時代ですが、
このまま、日本にいて、外国人のままというのは
どう考えても無理があるのに、はっきり、してないということです。
というのも
◆ 日本にいながら、このまま15世、20世ととなっていくのは、世界常識からしても、????です。
◆ さらに、在日韓国人は、韓国籍ですから、韓国での権利と義務(徴兵制)を享受しているわけもありません。
これだと、アイデンティティが欠落します。
こういう中途半端な状況を続けるのは、日本の国益にとっても、在日韓国人の方にとっても
良くないと思います。
青田さんへ その2
黒田裕樹 私も同感です。
お互いの今後のためにも、この問題はいつまでも先送りにはできないでしょう。
我が国の立場での政治的決断が望まれるところです。
終戦時に朝鮮半島に残していた53億ドル(現在の価値で約15兆円)にものぼる民間資産は、すべて朝鮮側によって没収(ぼっしゅう)されました。それだけではなく、戦後の昭和40(1965)年に結ばれた日韓基本条約(にっかんきほんじょうやく)によって、我が国は無償あるいは有償の資金8億ドル以上(当時の1ドルは360円であり、また当時の韓国の予算は約3.5億ドルでした。提供総額は現在の価値で約4兆5,000億円です)を韓国に提供しています。
さらに昭和27(1952)年1月、前年にサンフランシスコ平和条約を結んでこの年の4月に独立を回復することになっていた我が国の隙(すき)をつくかたちで、韓国の当時の李承晩(イ・スンマン)大統領が我が国固有の領土である竹島(たけしま)に侵攻(しんこう)して、現在においても韓国が実効支配を続けています。
併合中に約20億円(現在の価値で約60兆円)を支援したのに対して、53億ドル(現在の価値で約15兆円)の民間資産を没収されたばかりでなく、8億ドル以上(現在の価値で約4兆5,000億円)の資金を新たに提供させられ、さらには我が国固有の領土まで奪われてしまう―。これが日韓併合という歴史的事実がもたらした「真実」なのです。
なお、日韓基本条約において、日本政府は北朝鮮を含(ふく)めた朝鮮半島の人々への直接的な個人補償(こじんほしょう)をする提案をしましたが、韓国政府によって拒否され、韓国政府が補償を受け取って分配することになりましたが、実際には韓国の経済発展のために使用されました。さらに、条約において北朝鮮を含むすべての戦後補償は完全に解決したということになっていますが、現在においても韓国側などから個人補償の請求が後を絶(た)ちませんし、また竹島問題が条約で棚上(たなあ)げになったことで、こちらの解決も一向に進んでいません。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
今日の記事は殊更、気合に満ちていますね^^
日韓併合においても、日本は韓国に押され気味だったのですね( ´゚д゚`)
今年度の教科書検定でも「竹島」は日本固有の領土と記されたそうですが、それを知った韓国が
「今回の震災では援助をしているのに、日本は恩を仇で返す気か」というコメントを発表したそうですが、韓国の筋違いの解釈に呆れておりました。それとこれとは別問題であるにも関わらず、そういう発言をするということは、最初から今回の義援金は、日本に「恩」を着せるだけの戦略だったのでしょうね。
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 日韓併合がもたらした「結果」について、皆様にご理解いただきたかったですからね。
義援金に関しては純粋な善意と思いたいのですが…。領土問題については我が国の主張は一歩たりとも妥協の余地がないのが正直なところでしょうね。
HANA子 この個人補償をしろ、謝罪と賠償をやれっていう毎度の主張に加え、最近は「日韓基本条約を無効にしろ!」なんてのも増えてるそうですね。
これを無効、または破棄すれば、今回の記事にある渡された当時の民間資産から「日韓基本条約」において支払われた総てのお金を返還しなければならなくなるってことは多分わかってないんでしょうね。
確かに併合が民族自負心を傷つけたということだけに限れば日本は非難される余地はあるかもしれませんが、国家間の条約や、いわゆる道理というものを蔑ろにしてもいいという理由にはならないと考えます。
韓国と言う国の信じられないところはそれを無自覚に主張できるところではないかと。
自分に都合のいいことならば、無理であっても貫き通すという人とでもつきあっていかなければならないというのは、やはり不幸なことだと思うんです。
HANA子さんへ
黒田裕樹 仰るとおり、個人補償はもちろん、一度結んだ日韓基本条約の無効を主張するというのは、国際法を無視した発言としか思えませんし、様々な影響を及ぼすということを理解していないような発言は、かえって国際社会での信頼を損なうということに気づいていないのでしょうか。
HANA子さんのお気持ちもよくわかりますが、何もかも承知の上でこちらの言い分を粛々と主張するのも我が国の責任ではないかと思います。現状では妥協したらマイナスにしかなりませんからね。
なおまゆ 国際法は、韓国、中国には無縁なんでしょうね。
日本は弱腰すぎました。言えばなんでも言うとおリしてくれるという認識をこの国が持ってしまった。どこかで、断ち切らねばなりません。
尖閣、竹島問題は良いきっかけになると思います。強気外交という言葉を使う必要はなく、国際法など、論拠ある主張をきちんとすべきですよね。マスコミの罪が最も重いとも思いますが、中国へのご注進報道はいい加減にやめてほしい!!
私は某○日新聞関係の購読をやめています。こういう形でしか行動できないのが哀しい。
黒田さんの気合の入った文章に期待すること大です。
なおまゆさんへ
黒田裕樹 お言葉ありがとうございます。
今のままの状態が続くということは、仰るとおり良くないことだと私も思います。
私も微力ながら、ブログを通じて積極的に啓発していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
教育現場(不思議なこと)
青田です。 黒田先生
こんばんは
青田です。
もう、ご存知かもしれませんが
産経新聞に神奈川県の公立高校の教諭が日本史の
授業で、ハングル文字を教えたり、関東大震災の朝鮮人虐殺の現場への課外授業を計画していたそうです。
↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110826-00000003-jct-soci
私は、個人の趣味で、韓国に旅行に行ったり、韓流ドラマを観たりすることは、大いに結構だし、
人間の幅も広がると思います。
しかし、日本史の授業で、こういった授業をするのは、どう考えても理解できません。
これは、私の単なる思い込みかもしれませんが、民主党政権になってから、こういう傾向が強くなったような気がします。
これって、気のせいですかね。。
青田さんへ
黒田裕樹 政権交代によって、確かに教育現場だけでなく放送業界等においても偏向が強くなったような気がしますね。
ただ、今年の教科書採択において保守系の教科書の採用が増えつつあるという現象も起きていますし、民間の雰囲気は決して悪くないと思えますので、まだまだ挽回できる余地があると思います。
植民地の補償問題
青田です。 黒田先生
おはようございます。
青田です。
日本と韓国との補償問題を考える時、
外国と比べないといけないですね。
アメリカは、フィリピンに補償問題は、どうだったのか?
イギリスは、アイルランドの補償問題は、どうだったのか?
フランスは、旧植民地にたいして、どんな補償をしたのか?
詳しくは、調べていませんが、アメリカ、イギリス、フランスは、ここまで、旧植民地に補償してないし、基本条約を結んだ場合、それで、終わりになると思うんですが。。
やはり、日本の国としての態度がどう考えておかしいですね。
青田さんへ その2
黒田裕樹 仰るとおり、日韓基本条約締結の際の補償も国際的には異常です。
我が国の謙譲の精神に由来するのかもしれませんが、国際的には通用しないことが分かっていない人が多すぎますね。
加えて「一度譲歩すれば相手はますますつけあがる」ことも理解すべきでしょう。
同年6月の終わり頃、調査団は朝鮮半島を通過して日本に向かったのですが、その途中(とちゅう)で京城(けいじょう、現在のソウル)に着いた調査団が朝鮮総督府を訪問した際、アメリカ代表のマッコイ少将(しょうしょう)が宇垣一成(うがきかずしげ)朝鮮総督に対して述べた感想が、外国人から見た当時の我が国による朝鮮半島の統治について具体的に知ることができる貴重な資料となっていますので、少し長いですが紹介します。
「自分は昨夜来、東洋における一つの驚異(きょうい)を発見した。それは、今回の長い旅行における大きい収穫(しゅうかく)であった。同時に、自分の今日までの研究不足をしみじみと恥(は)じている。何であるかといえば、朝鮮に対する全般的な認識の相違(そうい)である」。
「我々は、朝鮮という所は大体満洲の延長であるから、相変わらず匪賊(ひぞく、集団をなして略奪や暴行などを行う盗賊のこと。政府に敵対する集団を意味することもある)が横行(おうこう)し、産業も振(ふ)るわず、赤土色(あかつちいろ)の禿山(はげやま)の下で民衆は懶惰(らんだ、面倒くさがって怠けること)の生活を送っているとばかり思っていた」。
「しかるに、列車が一度鴨緑江(おうりょくこう、中国と朝鮮の国境を流れる川)の鉄橋を越ゆるや、車窓(しゃそう)に隠見(いんけん、見え隠れすること)する時々物々、皆我々の予想に反し、見渡す山河(さんが)は青々として繁茂(はんも、草木が盛んに生い茂ること)し、農民は水田に出て孜々(しし、熱心に努め励むこと)として耕作に従事している」。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
自国の中に居ると
日本の長所も短所もなかなか顕著に
言い表せない部分がありますが、
第三者である外国の方から見ると
その両方がはっきりと認識出来るのでしょうね。
日本人のいい所は
イラク戦争での自衛隊派遣の時にも現地の方達に日本人の地道な活動が評価されていましたが嘗ての◯メリカ式の空から物資を派手にばらまいて、いかにも援助していますよと自国の善意的行動を世界に知らしめる為の派手さよりも、本当に現地で必要なものは何か・・という事をまず考え、与えるだけの手助けではなく、しっかり現地の人間がそこで自立して生涯暮らせるだけの手助けをするという地道な行いには頭が下がりますし、そういう日本人の考え方を誇りに思いますね。わざわざ目立つ様に世界へアピールするという行為は体裁だけ繕う行為であるようにも思います。
それほど目立つ行為ではないにせよ、現地の方達が長い目で見たときに一番ありがたいと思える行為が一番大切なんだと思います。
宮沢賢治の「アメニモマケズ」ではありませんが、
褒められもせず、苦にもされず・・のような奉仕の精神は理想であり、本当に大切なものは眼に見えない(見えづらい)
ものなんでしょうね。
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、当事者同士の評価よりも、信頼できる第三者となる外国での評価の方が信頼できますし、真実を物語っているというのがよく分かりますね。
自衛隊などの日本国としての行動が外国から正当に評価されることは嬉しいですし、日本人として誇りに思います。
HANA子 実際朝鮮半島や台湾に対する日本の統治態度は西欧諸国の植民地政策が比較できないものだったという同時代の証言はいくつもありますものね。
しかし、かたや併合であって日本という国の懐にあるものとして遇された朝鮮半島と、あくまで植民地として日本という国の外にあった台湾の間に差というものが出来てしまったのはなぜなんでしょうか?
正直韓国・・・というより朝鮮半島には隔意があるHANA子ですが、この台湾と朝鮮半島の差というものについては、極力その隔意──主観的なものを排した考察というものをいつか記してみたいと思います。
追伸:我が家・・・もというちのブログのリンクにセンセの家・・・もといこのブログを加えてもよろしいでしょうか?
よかったらよろしくお願いします。
HANA子さんへ
黒田裕樹 仰るとおり、主観的な立場を離れて今回のような事実を並べた客観的な面からの評価が、近代史の謎を解くカギになるのではと思っております。
> 我が家・・・もというちのブログのリンクにセンセの家・・・もといこのブログを加えてもよろしいでしょうか?
> よかったらよろしくお願いします。
もちろん喜んでお受けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
「これはとりも直さず、貴国(=日本)の植民政策が妥当(だとう、適切であること)であって歴代の総督が熱心に徳政を施(ほどこ)された結果であることを率直にお喜びすると同時に、今後における我々の朝鮮観を根本(こんぽん)より改めるであろう」。
この当時、我が国における朝鮮半島の統治は開始から21年しか経(た)っていないにも関わらず、マッコイは欧米列強による過酷(かこく)な植民地支配の実情に比べて、我が国の朝鮮半島の統治を絶賛(ぜっさん)したのです。
我が国が結果として朝鮮半島の独立を奪い、半島の人々の自尊心を傷つけた事実は厳粛(げんしゅく)に受け止めるにしても、朝鮮における我が国の統治手段は当時の外国から見ても素晴らしいものであったことから考えて、私たち日本人が朝鮮半島の人々に対していつまでも謝罪を続ける必要があるのかどうかを真剣に考える時期に来ているのではないでしょうか。
(※第24回歴史講座の内容はこれで終了です)




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんにちは!
たしかに私などの一般的な歴史素人が植民地という状態をイメージさせていただいた時に、
暴力的に無理やり服従されていたり、或いは虐げられた惨めな生活を送っているのではないのかと想像してしまうのですが、そうではなく、しっかりと日本によって統括され、規律規範の保たれた生活を送っている姿がそこにあれば、驚きを通り越して感動さえも抱かされる事でしょう。
今回の震災に関しても日本人の様々な物事への真摯な対応が世界からみると非常に奇特な事に思え、驚きの声が次々とあがっていますが、私たち日本人は今まで当たり前の様にそれらの事を実行していたと思うと改めて誇りに思うものです。
余計な事を言うようですが、そういう国民性は評価に値しても現在の内政に関しては褒められたものではないのが残念です・・・
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 我が国に対する評価は、自国よりも他国を通じてのほうがより明確に分かる、ということですからね。
震災に関する様々な反響も誇りに思う一方で、我が国の伝統(?)ともいえる「政治は○流」だけは何とかしてほしいですね。
政権交代で国民がどんなことを期待したのか、今の政治家は分かっているのでしょうか…。
J時永 高校での授業ではここらへんの時代を黒歴史のように教わりました。日本が悪者にしか見えないくらいに。なのでこの講義を拝読して感動してしまいました;ω;やっぱり非道なことは派手にできないんですね…。
謝り続けるかどうかのことはなかなか難しいですよね。たとえ統治されていたとしてもそれによって大切なものを失った方々は少なからずともいるわけですから。しかしこの歴史がもっと広く知れ渡れば日韓の関係ももっと良い方向に変わると思います。
ところで昨日もこちらで大きな地震がありました。原発事故もなかなか前進しませんね。政府の対応が悪いとか東電が悪いとかいろいろ聞きますが実際のところどうなんでしょう。義援金は集まってもなお被災者の方々は不自由しています。もう先が見えなさすぎて末法の世、な感じです。今の日本には何が足りないのでしょか…やっぱり政治指導力ですかね?
長々と駄文(しかも脱線)失礼しました!
それではでは^^ノ
J時永さんへ
黒田裕樹 やっぱり高校での授業はそうなりますか…。
教え方にも色々ありますが、せめて賛否両論で進めたいものです。最終的な判断は生徒たちが行いますからね。
仰るとおり、我が国は良いことも悪いことも両方行っています。
それだけに、真実を知ったうえで両国が前向きな関係を築き上げてほしいと願っております。
今回の震災ですが、原発事故は人災の部分もありそうですね。
いずれにせよ、政治指導力がもう少しあれば、あるいはもっと違った状況になっているかもしれません。
お言葉大歓迎ですよ。
またぜひお越し下さい(^^♪
お久しぶりです
癒しグマ お久しぶりです。
昨日私のブログに書きましたが、徐々に復帰します。いつも訪問していただき本当に感謝しております。
また機会がありましたら是非講義を拝聴しに伺いたいと思います。
応援ポチ
癒しグマさんへ
黒田裕樹 いえいえ、こちらこそご訪問有難うございます。
復帰されるとのこと、嬉しく思います。
本物の講座の方はしばらくお休みをいただきますが、いずれはこちらも復活させますので、その際はよろしくお願いいたします。
歴史の書き手
青田です。 黒田先生
こんにちは
青田です。
歴史を考えるうえで、大事なことは、その歴史を書いたのは、誰かということですね。
当然、戦いの勝者が歴史を書きます。
つまり、勝者=正義、敗者=悪
ということは、当然、勝者にとって、都合のイイ歴史になるからですね。
だから、徳川綱吉が暗君、田沼意次は、悪人
徳川吉宗が名君、松平定信が正義の味方となるのように。。
そう考えると、戦後、GHQが、アメリカ=正義とするために、日本=悪の歴史も、自然な流れかもしれませんが、戦後、66年も経ち、日本も独立国家なのですから、そろそろ、偏らない歴史教育も必要な時期ではと思います。
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおり、私たちは「勝者の歴史」に惑わされないようにしなければいけません。
今日(平成23年8月21日)の午後に行われたフジテレビへの抗議デモが大人数で行われたように、声を上げるべき時が来ているのかも―。
同感です。
青田です。 黒田先生
こんにちは
青田です。
歴史というのは、書き手の思惑によって、
どのようにも変わります。
結局、何が真実かは、誰にもわかりません。
だからこそ、公平な立場で、Fact(その当時の記録)を基に考えないといけないですね。
白人至上主義のようないきすぎた自己にたいする慢心も嫌いですが、
人間は、神でもなかれば、聖人でもないので
いろんな日本人もいますが、
今の日本のようにいきすぎた自虐思考も嫌いです。
少なくとも、偉大な先祖が命のバトンをつないでくれたことに感謝するとともに、日本人としての、自信と誇りは、持ちたいです。
青田さんへ その2
黒田裕樹 私も同感です。
国難の時だからこそ、工作している人間はともかく、目覚めた国民が一致団結して立ち向かっていきたいですね。