切符制の実施により、たとえお金を持っていても切符がなければ生活必需品(せいかつひつじゅひん)を購入(こうにゅう)できないという事態となりました。なお、切符制は石鹸(せっけん)やロウソク、ちり紙や靴(くつ)といった様々(さまざま)な商品にも適用(てきよう)されました。
さらに翌昭和16(1941)年には米穀配給通帳制(べいこくはいきゅうつうちょうせい)によってコメが配給制(はいきゅうせい)となるなど、生活必需品への統制がますます進むようになりました。
一方、国家総動員法によって集中的に対策(たいさく)が講じられた軍需産業(ぐんじゅさんぎょう)でしたが、我が国は軍事物資の多くを海外に頼(たよ)っており、とりわけアメリカへの依存度(いそんど)が高かったのですが、昭和14(1939)年7月にアメリカは日米通商航海条約(にちべいつうしょうこうかいじょうやく)の廃棄(はいき)を我が国に通告してきました。
条約廃棄は翌昭和15年1月から発効(はっこう)したため、我が国では軍需物資を含(ふく)んだ資材の入手(にゅうしゅ)が困難となり、全体的かつ慢性的(まんせいてき)な物資不足に悩(なや)まされるようになりました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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青田 黒田先生
青田です。
私は、国内の経済統制は、日米開戦から
だと思っていました。
それは、
日華事変は、日本の軍部が中国大陸で、楽勝の戦いをして、好き放題していたというイメージを
歴史教育で、受けていたからです。
つまり、『強い日本軍』が、
『か弱い中国』を苛めたという前提での教育です。
だから、『侵略』という概念で、捉えている日本人も今だに多いのだと思います。
青田さんへ
黒田裕樹 大抵のプロパガンダは時系列からすべてが間違っているものです。
その罪は万死に値しますね。
オバrev 歴史的事実は、もっと科学的に、きっちりとした資料を元に作られるべきだと思いますが、実際は政治的道具として歪めて利用されているのが現状じゃないでしょうか。
かと言って、隣国にその事実を突きつけても跳ね返されるのは目に見えています。
ただ隣国からあえて言われた場合には、ちゃんと反論だけはするようにするしかないし、短期間で解決は無理でしょう。
結局この問題がこじれて困るのは商売をしている国民や民間企業です。
となれば、
まずは政治家が自分の支持のため、政権の延命だけのために利用することを自制することと、
日本では、良いことも悪いことも包み隠さず、隣国や国内からも何を言われようと、これが事実だということを歴史教育として、学校だけでなく一般にも行なっていくことが必要だと思います。
オバrevさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
我が国が自国の歴史を取り戻すことができれば、それをネタに商売している輩だけでなく、旨みを失った諸国も自然と身を引くようになるでしょう。
ただし反日を国是とし、また国民の不満をそらすために意識的に我が国への破壊活動を行っている国々との対決には慎重を期す必要があるでしょうね。
ぴーち おはようございます!
「贅沢は敵だ!」と言う文言が記されたポスターが
街中で貼られるようになったのはこの頃の事だったでしょうか・・・。
庶民がそれに反抗する意味で敵だの前に素を加えて「素敵だ」と皮肉を込めて書き込んでいたドラマを以前見たことがありました。
やはり軍事力が高い事と大元となる国土の資源が豊かである事は国土の大小に関わらず比例するものなのかもしれませんね。
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、資源の差がどうしても出てしまいましたね。
いくら軍事力が高くても、それを支える物資や兵糧がなければ必ず行き詰ります。
青田です。
私は、国内の経済統制は、日米開戦から
だと思っていました。
それは、
日華事変は、日本の軍部が中国大陸で、楽勝の戦いをして、好き放題していたというイメージを
歴史教育で、受けていたからです。
つまり、『強い日本軍』が、
『か弱い中国』を苛めたという前提での教育です。
だから、『侵略』という概念で、捉えている日本人も今だに多いのだと思います。
その罪は万死に値しますね。
かと言って、隣国にその事実を突きつけても跳ね返されるのは目に見えています。
ただ隣国からあえて言われた場合には、ちゃんと反論だけはするようにするしかないし、短期間で解決は無理でしょう。
結局この問題がこじれて困るのは商売をしている国民や民間企業です。
となれば、
まずは政治家が自分の支持のため、政権の延命だけのために利用することを自制することと、
日本では、良いことも悪いことも包み隠さず、隣国や国内からも何を言われようと、これが事実だということを歴史教育として、学校だけでなく一般にも行なっていくことが必要だと思います。
我が国が自国の歴史を取り戻すことができれば、それをネタに商売している輩だけでなく、旨みを失った諸国も自然と身を引くようになるでしょう。
ただし反日を国是とし、また国民の不満をそらすために意識的に我が国への破壊活動を行っている国々との対決には慎重を期す必要があるでしょうね。
「贅沢は敵だ!」と言う文言が記されたポスターが
街中で貼られるようになったのはこの頃の事だったでしょうか・・・。
庶民がそれに反抗する意味で敵だの前に素を加えて「素敵だ」と皮肉を込めて書き込んでいたドラマを以前見たことがありました。
やはり軍事力が高い事と大元となる国土の資源が豊かである事は国土の大小に関わらず比例するものなのかもしれませんね。
応援凸
いくら軍事力が高くても、それを支える物資や兵糧がなければ必ず行き詰ります。