※以下のサービスに関して、第56回歴史講座「日本文明の誕生」のレジュメを、サンプルとして無料で配布しております。詳しくはこちらをご覧ください。
「黒田裕樹の歴史講座」や「黒田裕樹の公民授業」は約11年半で80回を数えておりますが、「南木倶楽部全国」主宰の南木隆治(みなき・たかはる)先生との連携(れんけい)によって、これまでの歴史講座や公民授業のすべてのレジュメを、インターネット上からいつでもダウンロードできるサービスを実施しております。
名付けて「百万人の歴史講座」です。
(※詳しくは下記のバナーをご覧ください)

(「百万人の歴史講座」のチラシです。クリックで拡大されます)
私が講演の際に作成する詳細なレジュメは、これまでは当日会場にお越しかもしくはZOOMでご参加になり、資料代として2,000円をお支払いになった方だけが入手できるものでしたが、「百万人の歴史講座」の会員になっていただければ、過去の全ての歴史講座や公民授業のpdfファイルを、ネット上で見るだけでなく、何度でも自由にダウンロードして、保存あるいは利用が可能となります。
「百万人の歴史講座」のサービスは、過去に講演にご出席された方はもちろん、ご多忙あるいは遠方にご在住のために講演へのご参加が難しい皆様にも特にお勧めです。
また、歴史講座においては、当初から高校日本史Bの教科書に記載の重要語句の多くを含めており、ダウンロードしたレジュメと、リンク先のYouTubeの映像を合わせて学習することで、大学受験にも十分対応できます。
「百万人の歴史講座」の会員になるために必要な費用は、10,000円だけです。一生に一度、10,000円を支払うだけで、これまで80回にわたる歴史講座(公民授業)のすべてと、今後も展開される講演のレジュメを、ずっと入手されることが可能です。
(※お申し込みの詳細については、追記をご覧ください)
なお、現在まだクレジットカード対応等何もしておりません。ご不便をおかけしますが、追って、クレジットカード対応にしたときは、値上げをしなければならなくなると思っております。またダウンロードできるファイルも今は一切制限がかかっていません。今、入会されることをお勧めします。
振込先 楽天銀行 コード 0036 リズム支店(支店番号209) 普通預金 3483564 ミナキ タカハル
りそな銀行 金岡支店 普通 3249594 ミナキ タカハル
三井住友銀行 松原支店 普通 0678429 ミナキ タカハル
ゆうちょ銀行 店番418(ヨンイチハチ) 普通 8859857 ミナキ タカハル
(ゆうちょ銀行以外の金融機関から振り込む場合の口座です。店番はヨンイチハチとカタカナで入力)
ゆうちょ銀行 記号 14130 番号 88598571(ゆうちょ銀行口座から振り込む場合の口座です)
連絡メール(入金後両方にメールをお願いします)
南木隆治先生
dpait620@kawachi.zaq.ne.jp
黒田裕樹
rocky96@nifty.com


いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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- こんにちは
昨日お会いした田中です。
ご活躍のほど喜ばしい限りです。
少しお聞きしたいことがあるのですが
よろしいでしょうか?
田中さんへ
黒田裕樹 昨日は有難うございました。
よろしければ、当ブログの「メールフォーム」をご活用ください。
PCの画面の場合、左下にあります。
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私は現在、大阪府立高校並びに私立中学・高校で社会科非常勤講師を務めながら歴史講座を行っておりますが、これまで蓄積してきたブログにおける通史の内容を、「まぐまぐ!」様のシステムを活用したうえで「無料メルマガ」として再編成しております。
現在は週一回(毎週水曜日)のペースで、これまでにブログで記載した内容に新たに加筆修正して振り返るとともに、各単元における重要語句(教科書において太字などで強調されたもの)を、文末で改めて紹介します。
受験を控えた高校生の皆様はもちろん、お一人でも多くの方々に「分かりやすくて楽しい歴史」を学んでいただけるよう、今後も精進いたしますので、多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします!
※メルマガの申し込みは以下のバナーからどうぞ。


いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
「対面式のライブ講習会」の実施に際して、以下の措置にご理解ご協力いただきますようお願いします。なお、状況の変化により取り扱いを随時変更させていただく場合がございますのでご留意ください。
①会場入り口に備え付けてある『消毒用アルコール』で手指を消毒してください。
②受講中は『マスク』着用を必須とします。
③『咳エチケット』をお守りください。
④風邪症状がある場合等は受講を慎重にご判断ください。咳・発熱などの一般的な風邪症状がある場合には、受講をお控えいただくようお願いいたします。
令和3(2021)年2月の黒田裕樹による講演は、以下の内容で実施します。WEB会議(ZOOM)システムによるオンライン式講習会のお申し込み方法の詳細は追記に掲載しておりますので、ご参照ください。
また、準備の都合上、オンライン式の講座のお申し込みは3日前(2月4日)の正午(午後0時)まで、対面式のライブ講習会のお申し込みは前日(2月6日)の正午(午後0時)までとなりますのでご注意ください。
黒田裕樹の日本史道場「摂関政治の光と影」
平安時代といえば藤原道長をはじめとする貴族たちの華やかな政治というイメージが強いですが、その内実は政治の実権をめぐって権謀術数の限りを尽くしたおどろおどろしいものであったことをご存知でしょうか。全盛期を迎える前後の摂関政治の光と影を黒田節が分かりやすく明らかにします。ご期待ください!
主催:株式会社スペック
日時:令和3年2月7日(日) 午前10時~午後1時
会場:シアターSPEC(株式会社スペック)
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
※会場は「太融寺」交差点角の太融寺の隣、茶色いレンガ模様の9階建てのビルの8階です。1階に大阪商工信用金庫があります。ホワイティうめだの「泉の広場」M14出口を左側から出て、扇町通沿いに真っ直ぐ歩いてください。
参加費:金2,500円
※オンライン式講習会のお申し込みにおいて、レジュメを事前に郵送でご希望の場合は金3,000円(税込)になります
オンライン式講習会のお申し込み締め切り:2月4日の正午(午後0時)まで
対面式のライブ講習会のお申し込み締め切り:2月6日の正午(午後0時)まで
※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」をご紹介します。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※「黒田裕樹の歴史講座+日本史道場+東京歴史塾」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。


いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
①まずはこちらのURLから「お申し込み」をクリックしてください。
https://rekishidojo.com/
②講座申込フォームに必要事項を記載のうえ、送信してください。折り返し、ご指定のメールアドレスに事務局からの案内メールが届きますので、それをご参照のうえ、24時間以内にPayPalまたは銀行振込で参加費をお支払いください。
③講座当日に使用するレジュメは、ご入金確認後にレジュメデータ(PDF)をメールにてお送りさせていただきます。なお、ご入金の確認が取れない方につきましては、キャンセル扱いとなりますのでご注意ください。
<当日ご準備いただくもの>
①カメラ&マイク機能搭載のパソコン
※スマートフォンのアプリからもご使用いただけますが、画質・音質に不具合が生じる可能性があります。スマートフォン以外のパソコンを使用されることを推奨いたします。
②歴史講座レジュメ
※レジュメにつきましては、ご入金後にメールにてレジュメデータ(PDF)をお送りさせていただきます。なお、レジュメの事前の郵送も承りますが、先述のとおり参加費が金500円追加となります。
<ZOOMの招待状について>
ZOOMでご参加いただくためには、事務局よりお送りさせていただく『招待状』よりご入室していただく必要があります。招待状につきましては、講座前日の午後4時以降にお送りします。
その他、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なく下記の事務局にまでお問合せください。
<お問い合わせ先>
〒530-0051
大阪府大阪市北区太融寺町5-15梅田イーストビル8階
電話:050-3530-8995
メール:theaterspec@specgroup.jp
黒田裕樹の歴史講座事務局(株式会社スペック内)
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「対面式のライブ講習会」の実施に際して、以下の措置にご理解ご協力いただきますようお願いします。なお、状況の変化により取り扱いを随時変更させていただく場合がございますのでご留意ください。
①会場入り口に備え付けてある『消毒用アルコール』で手指を消毒してください。
②受講中は『マスク』着用を必須とします。
③『咳エチケット』をお守りください。
④風邪症状がある場合等は受講を慎重にご判断ください。咳・発熱などの一般的な風邪症状がある場合には、受講をお控えいただくようお願いいたします。
オンライン式講習会のお申し込み方法の詳細は追記に掲載しておりますので、ご参照ください。また、準備の都合上、オンライン式の講座のお申し込みは3日前(1月28日)の正午(午後0時)までとなりますのでご注意ください。対面式のライブ講習会は当日の参加も可能です。
江戸時代を5度にわたって振り返る4回目は「欧米列強の接近」と題して、18世紀末から19世紀前半にかけての欧米列強の接近による様々な影響を中心に、化政文化や天保の改革など、黒船来航前夜までの歴史の大きな流れについて、黒田節が分かりやすく解説します。

(クリックで拡大されます)
第82回黒田裕樹の歴史講座
「江戸時代その4 ~欧米列強の接近~」
主催:株式会社スペック・正しい歴史を伝える会
後援:授業づくりJAPAN・新聞アイデンティティ
日時:令和3年1月31日(日) 午後2時より
会場:シアターSPEC(株式会社スペック)
(※下線部をクリックすると、所在地や地図が書かれたリンク先に移動できます)
※会場は「太融寺」交差点角の太融寺の隣、茶色いレンガ模様の9階建てのビルの8階です。1階に大阪商工信用金庫があります。ホワイティうめだの「泉の広場」M14出口を左側から出て、扇町通沿いに真っ直ぐ歩いてください。
参加費:金2,000円(税込・高校生以下は無料、その他学生割引あり)
※オンライン式講習会のお申し込みにおいて、レジュメを事前に郵送でご希望の場合は金2,500円(税込)になります
オンライン式講習会のお申し込み締め切り:1月28日の正午(午後0時)まで
※対面式のライブ講習会は当日の参加も可能です
※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」をご紹介します。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
※「黒田裕樹の歴史講座+日本史道場+東京歴史塾」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
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①まずはこちらのURLから「お申し込み」をクリックしてください。
https://rekishidojo.com/
②講座申込フォームに必要事項を記載のうえ、送信してください。折り返し、ご指定のメールアドレスに事務局からの案内メールが届きますので、それをご参照のうえ、24時間以内にPayPalまたは銀行振込で参加費をお支払いください。
③講座当日に使用するレジュメは、ご入金確認後にレジュメデータ(PDF)をメールにてお送りさせていただきます。なお、ご入金の確認が取れない方につきましては、キャンセル扱いとなりますのでご注意ください。
<当日ご準備いただくもの>
①カメラ&マイク機能搭載のパソコン
※スマートフォンのアプリからもご使用いただけますが、画質・音質に不具合が生じる可能性があります。スマートフォン以外のパソコンを使用されることを推奨いたします。
②歴史講座レジュメ
※レジュメにつきましては、ご入金後にメールにてレジュメデータ(PDF)をお送りさせていただきます。なお、レジュメの事前の郵送も承りますが、先述のとおり参加費が金500円追加となります。
<ZOOMの招待状について>
ZOOMでご参加いただくためには、事務局よりお送りさせていただく『招待状』よりご入室していただく必要があります。招待状につきましては、講座前日の午後4時以降にお送りします。
その他、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なく下記の事務局にまでお問合せください。
<お問い合わせ先>
〒530-0051
大阪府大阪市北区太融寺町5-15梅田イーストビル8階
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我が国が提出した撤廃案は会議に出席した16か国のうち11か国の多数の賛成を得ましたが、議長であったアメリカのウィルソン大統領が「このような重要な事項は全会一致でないと認められない」と主張して強引に否決しました。
アメリカからすれば、日本人移民の迫害ができなくなることへの危機感もありましたし、何よりも、これまでの「白人を中心とする世界秩序」や「有色人種を奴隷(どれい)扱いする植民地制度」を破壊する可能性が高い提案は、欧米列強にとって「危険思想」以外の何物でもなかったのです。
かくして我が国は、アジアやアフリカの独立諸国や植民地支配を受けていた有色人種の民族に大きな勇気を与えた一方で、欧米列強からますます警戒されるようになり、特にアメリカの日本敵視がさらに強くなってしまいました。
ちなみに、世界平和の実現に大きな期待が寄せられた国際連盟でしたが、常任理事国として日本・イギリス・フランス・イタリアが選ばれたものの、そもそもの提案国であったアメリカが上院の反対で加盟できなかったり、またロシア(=ソビエト)や敗戦国であったドイツが除外されたりするなど、運営は当初から順調ではありませんでした。
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なぜなら、先述したように、ヨーロッパ本土で多くの血を流して共に戦ったアメリカと山東半島や地中海など限定的な戦闘に留まった我が国とでは、他の主要な連合国であるイギリスやフランスの感謝度が全く違ったからです。
かくして、講和会議はアメリカ・イギリス・フランスを中心に行われただけでなく、アメリカは自国の立場を利用して、会議にオブザーバーとして参加した中華民国の発言権を認めました。
会議において、中華民国はドイツの旧権益を我が国を通さずに直接返還することを申し出るなど強気な発言を繰り返し、最終的にヴェルサイユ条約の調印を拒否したほか、チャイナの国内における排日活動もアメリカの支持を得て激しくなっていきました。
また、先述した十四か条の平和原則に基づいて、国際紛争の平和的解決と国際協力のための機関として1920(大正9)年に「国際連盟」が設立されましたが、連盟で行われた会議において、日米両国がまたしても激しく対立することになったのです。
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※「黒田裕樹の歴史講座+日本史道場+東京歴史塾」のご案内です。他の教師とは全く異なる、歴史全体の大きな流れを重視した「分かりやすくて楽しい歴史」をモットーに多くの方にお教えいたします。詳しくは下記のバナーをご覧ください。
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会議の結果、同年6月にドイツと連合国との間で講和条約が結ばれましたが、ドイツは全植民地を失ったほか、本国領土の一部を割譲(かつじょう)させられたのみならず、軍事を制限されたうえに多額の賠償金が課せられることになりました。なお、この講和条約は「ヴェルサイユ条約」と呼ばれており、また、条約に基づく新たなヨーロッパの国際秩序を「ヴェルサイユ体制」といいます。
ヴェルサイユ条約によって、我が国は山東半島におけるドイツの権益を譲り受けたほか、赤道以北の旧ドイツ領南洋諸島の委任統治権を得ました。なお、このときに我が国が委任統治した島々の一つに現在の「パラオ共和国」があります。
パリ講和会議は敗戦国となったドイツにとって非常に厳しい内容となりましたが、実は我が国にとっても権益など得るものが多かった一方で、国際的に苦しい立場に追い込まれることになったというもう一つの事実があり、またそうなった原因をつくったのがアメリカとチャイナ(=中華民国)でした。
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また、この頃までに立憲政友会に関係した汚職事件が続発したことで、野党や国民の間で原内閣に対する反発が強まるとともに、腐敗をもたらした政党政治への不信感も高まりました。
大正10(1921)年11月、原敬は関西での遊説(ゆうぜい)のために東京駅に到着した直後に一青年によって刺殺されてしまいました。
高い政治力を誇っていた原内閣が突然崩壊した影響は大きく、後継として高橋是清(たかはしこれきよ)が首相に選ばれたものの短命に終わり、以後しばらくの間は非政党内閣が続くことになるのです。
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しかし、憲政会などの野党が主張した納税による制限を設けない普通選挙法案に関しては「時期尚早(しょうそう)」と拒否し、衆議院を解散しました。
原が普通選挙を拒否した理由としては、野党側からの要求という政争問題もありましたが、大正9(1920)年に起きた普通選挙を要求した数万人の大示威行動(=デモンストレーションのこと)の中心者に社会主義者が含まれていたことで、普通選挙の実施が社会主義者や共産主義者らによる階級闘争に利用されることを警戒したという説があります。
選挙において、原内閣は折からの「大戦景気」を背景として、先述した鉄道拡張計画や高等学校の増設といったいわゆる積極政策を掲げて圧勝し、立憲政友会は衆議院で絶対多数を得ました。
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指名を受けた原は、陸・海軍大臣と外務大臣以外のすべての閣僚を政友会員で固めるなど、我が国初めての本格的な政党内閣を組織しました。また原自身が歴代の首相と異なり、爵位(しゃくい)を持つ華族でもなければ、藩閥出身者でもない平民であったため、当時の国民から「平民宰相」と呼ばれて歓迎されました。
原内閣は様々な政策を行いましたが、政党の影響力を強めるのに特に効果的だったのは、大正10(1921)年に郡制を廃止したことでした。当時の郡は単なる行政の区分単位ではなく、郡長や郡役所・郡会が存在していましたが、郡長が政府の内務官僚であったため、藩閥政府の影響力が郡自体にまで及んでいたのです。
また、原は経済発展のために鉄道を積極的に拡張しましたが、なかでも地方への鉄道の敷設(ふせつ)に重点を置いたことによって、郡制の廃止とともに政党の影響力を地方にまで幅広く拡大させることに成功しましたが、こうした卓越した政治力が原内閣の大きな強みでもありました。
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